Methodology
検証の方法
「検証しています」とだけ言うメディアを、僕自身が信用していません。だから手順を公開します。同じ手順を踏めば、誰でも同じ結論に辿り着けるはずです。
文献(論文)
PubMed の公式API(E-utilities)で、雑誌名・発行年・巻・開始ページの4点が一致することを確認してから引用します。著者名とキーワードだけの検索は、似た論文を誤って拾うため使いません。引用にはPMIDとURLを付けます。
承認状況
米国は FDA の公式データベース(Drugs@FDA/openFDA API)で申請番号と承認日を確認します。日本は PMDA・厚生労働省の公表資料にあたります。確認できないときは「確認できていない」と書き、承認・未承認を断定しません。
治験登録(ここで一度、失敗しています)
ClinicalTrials.gov の登録は自己申告制で、審査を経ていません。当サイトは2026年8月、偽の登録を信じて誤った記事を公開したことがあります(訂正の記録)。その反省から、登録を引用する前に次の8点を確認しています。
- スポンサーが実在する企業・研究機関か
- 実施施設の数(多施設と称して1か所だけなら警戒)
- 担当者メールのドメインがスポンサー名と一致するか
- 登録後に一度も更新されていないものは警戒
- 目標人数が有名試験と完全一致していないか(コピーの疑い)
- 他社の開発コードを名乗っていないか
- 「無い」と断定する前に、通称・一般名・開発コードの3通りで検索する
- 検索の件数をそのまま書かない(偽登録が混ざるため)
規制の記述
FDA の調剤関連ページは構造が紛らわしく(「現に分類されている表」と「指名が撤回された一覧」が別)、当サイトも一度読み違えました。現在は表の見出し単位で照合し、必要なら Wayback Machine で時点も確認します。諮問委員会の投票数は、議事録が公表されているものだけ「確定」として扱い、報道ベースの数字には必ず「報道では」と付けます。
機械チェック
公開前に、入手先・用量表現の混入、救済制度の記載漏れ、壊れたリンクを機械的に検査しています。公開後も毎朝、本番ページに撤回済みの記述が残っていないかを自動で確認しています。