Corrections

訂正の記録

間違えないメディアは存在しません。信用できるのは、間違いをどう扱うかだと考えています。ここには、公開後に見つかった誤りを、何を間違え・なぜ間違え・どう直したかまで含めて、すべて残します。

  1. 偽の治験登録に基づく記述を撤回(MOTS-c・BPC-157 ほか)

    何を間違えたかClinicalTrials.gov の登録を根拠に「MOTS-c の第II相試験が始まった」とする記述を公開しました。この登録は、同一名義の別登録がタイトルに「(Mock Study)」と記載しているなど、信頼できないものでした。

    なぜ間違えたか登録がAPIで取得できることは確認しましたが、誰が登録したのかを確認していませんでした。

    どう直したか該当箇所をすべて撤回し、「ヒトでの介入試験は事実上ゼロ」という元の記述に戻しました。経緯は速報として公開し、再発防止のため治験登録の8点チェックを検証手順に追加しました。(経緯の記事)

  2. FDA 調剤ページの読み違いによる日付の削除(6成分)

    何を間違えたか「2023年9月にカテゴリー2へ追加」「2026年4月15日に削除」など、FDAのページに存在しない日付を複数の成分ページに記載していました。

    なぜ間違えたかFDAのページに「現に分類されている表(日付あり)」と「指名が撤回された一覧(日付なし)」の2種類があることを見落とし、二次情報の日付をそのまま使っていました。

    どう直したか該当する日付をすべて削除し、「カテゴリー2に置かれた後、指名が撤回された状態」という正確な表現に統一しました。時点はWayback Machineで確認できた範囲だけ記載しています。

  3. 諮問委員会の投票数の出典を明確化(一部は撤回)

    何を間違えたか2026年7月の諮問委員会(PCAC)の投票数について、確認できていない数字(セマックス 8対5、エピタロン 7対4)を「複数媒体が報じている」として記載していました。

    なぜ間違えたか実際に本文を確認できた媒体(AJMC)はその2つの票数を書いておらず、帰属が誤っていました。

    どう直したか確認できた票数(BPC-157・KPV・TB-500 の8対6など)だけを出典つきで残し、確認できない数字は削除しました。2024年12月の会合はFDAの議事録PDFで全票数を確認済みです。

  4. ss-31 の文献の掲載誌を修正

    何を間違えたかエラミプレチドの第II相交差試験(Karaa ら 2020)の掲載誌を Neurology と記載していましたが、正しくは J Cachexia Sarcopenia Muscle でした。

    なぜ間違えたか出典整備の際、PubMed で厳密照合する前の記述が残っていました。

    どう直したか正しい書誌情報(2020;11(4):909-918、PMID 32096613)に修正し、全成分の文献をAPIで照合し直しました。

誤りを見つけた方は Threads @peptidou.jp へ。確認のうえ、このページに追記します。