速報2026-09-28

使っている人の半分以上が、「買うのがつらい」と答えていた

米シンクタンクKFFの世論調査(2025年10月〜11月、成人1,350人)で、GLP-1系薬の使用者の56%が購入を「難しい」と回答。保険に入っていても27%が全額自己負担、14%はコストを理由に使用を中止していた。

出典:KFF (Kaiser Family Foundation)

米シンクタンクKFFの世論調査(2025年10月27日〜11月2日実施、成人1,350人)を、本稿でKFF公式ページから直接確認した。

GLP-1系薬の使用者の**56%**が購入を「難しい」と回答。保険加入者でも**27%**が全額自己負担、**14%**はコストを理由に使用を中止していた。

米国でGLP-1系薬が普及した、という話の裏側に、費用面での苦しさを示す数字がありました。

何が起きたのか

米国の医療政策シンクタンクKFF(Kaiser Family Foundation)が2025年10月27日〜11月2日に実施した世論調査(成人1,350人、標本誤差±3ポイント)を、本稿でKFF公式ページから直接確認しました。調査によれば、現在GLP-1系薬を使用している人のうち**56%**が、その薬を購入することを「難しい」と答えています。

さらに費用面の内訳として、次の数字が確認できました。

  • 保険に加入しているにもかかわらず、GLP-1系薬の費用を全額自己負担している人:27%
  • コストを理由に使用を中止した人:14%

同じ調査では、使用率の内訳も確認できます。女性の使用率15%(男性9%)、年代別では50〜64歳が最も高い22%、糖尿病と診断された人での使用経験は57%でした。

「普及した」の中身

GLP-1系薬をめぐっては「アメリカで8人に1人が使っている」という普及ぶりを示す調査が既に知られていますが、今回の調査はその内側で何が起きているかを示しています。使っている人の半分以上が「買うのがつらい」と感じ、保険に入っていてもその4人に1人以上が全額自己負担という状況です。

普及率の数字だけを見ると成功物語に見えますが、費用面の内訳を重ねると、使い続けられるかどうかの不安を抱えたまま使っている人が相当数いることになります。

ヤバい点は?

  • 本調査は自己申告に基づく世論調査であり、実際の処方データや保険請求データとは異なります
  • 「使用を中止した」の中に、医師の判断による中止と、コストのみを理由にした中止が混在している可能性があります
  • 日本の公的保険制度とは前提が異なります。日本ではGLP-1系薬の保険適用は糖尿病治療目的が中心で、肥満症治療としての適用は限定的です

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出典

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本記事は海外の一次情報を日本語で要約した速報です。医学的助言ではありません。執筆:ペプチ堂管理人