速報2026-10-02

「もう売らない」と約束させた。でも削除の猶予は5日、実際の支払いは罰金の1割だった

米コネチカット州司法長官が、中国の国際通販サイト「Made-in-China」に、処方箋なしのGLP-1薬を米国向けに販売しないよう和解で約束させたと発表した。罰金は30万ドルだが、実際の支払いは3万ドルにとどまる。

出典:コネチカット州司法長官室(公式発表)

米コネチカット州の司法長官が、中国の国際通販プラットフォーム「Made-in-China」との和解を発表しました。

処方箋も診療もなしに「research grade」として米国向けにGLP-1薬を売っていたことを問題視した内容です。

罰金は30万ドルとされていますが、実際に支払う額は3万ドルだけ。削除の猶予も5日間のみでした。

米国の州司法長官が、海外の通販プラットフォームを相手取った珍しい和解に踏み切った。相手は一般消費者向けの国際B2B通販サイトとして知られる「Made-in-China」。処方箋なしでGLP-1系の薬を米国の消費者に販売していた出品が、同州の消費者保護法に違反すると認定された。

何が起きたのか

コネチカット州司法長官室が2026年5月6日に公式発表したところによると、Made-in-China上の出品者らが、セマグルチドやチルゼパチドなど複数のGLP-1系成分を「research grade(研究用)」と称して、処方箋も医師の診療もないまま米国の消費者に販売していた。州側はこれを、医薬品の個人輸入規制および消費者保護法に反する行為と判断した。

和解の内容として、Made-in-China側は米国向けのGLP-1関連出品を禁止し、該当する出品を5営業日以内に削除する義務を負った。さらに、今後同様の出品が現れないよう監視する体制を構築することにも同意している。

罰金は30万ドルとされているが、このうち27万ドルは条件付きで支払いが猶予されており、実際に支払うのは3万ドルにとどまる。違反が再発した場合に猶予分の支払い義務が発生する仕組みとみられる。

日本への示唆

今回の和解は米国の一州レベルの措置であり、日本の消費者には直接関係しない。ただし、同種の国際通販サイトを経由した未承認薬・未承認ペプチドの個人輸入は、日本国内でも薬機法上のリスクを伴う。「research grade」という表示は医薬品としての品質管理を経ていないことを意味し、個人輸入したもので健康被害が生じても、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる。

出典

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本記事は海外の一次情報を日本語で要約した速報です。医学的助言ではありません。執筆:ペプチ堂管理人