速報2026-10-10

テキーラの看板ブランドが、1年で2割売れなくなっていた

英酒類大手ディアジオの2026年度決算で、テキーラ部門の売上が前年比21.1%減、主力ブランドのドン・フリオが19.2%減、カサミゴスが27.7%減と報告された。米国の酒類全体の売上も15.4%減で、GLP-1薬の普及との関連が業界内で指摘されている。

出典:ディアジオ2026年度決算(業界メディア経由)

英酒類大手ディアジオの2026年度決算で、テキーラ部門の売上が前年比21.1%減と発表された。

主力ブランドのドン・フリオが19.2%減、カサミゴスが27.7%減。米国の酒類全体の売上も15.4%減だった。

業界メディアは、GLP-1薬の普及による飲酒量の減少を、この落ち込みの一因として指摘している。

テキーラの看板ブランドが、1年で2割売れなくなっていた。

決算で何が報告されたか

英酒類大手ディアジオ(Diageo)の2026年度(2026年6月期)決算で、テキーラ部門の売上が前年比21.1%減と報告された。これを引用する複数の業界メディアによると、主力ブランドのドン・フリオ(Don Julio)が19.2%減、カサミゴス(Casamigos)が27.7%減と、2つの看板ブランドがいずれも大きく落ち込んでいる。

テキーラだけの話ではない。業界レポートによると、米国の蒸留酒(スピリッツ)全体の売上も15.4%減。米国で「飲酒する」と答えた成人の割合も、2023年の62%から2025年には54%まで下がったと報告されている。

GLP-1薬との関連が指摘されている理由

テキーラ・酒類全般の売上減少には、複数の要因が絡んでいると見られる。その中で業界メディアが指摘しているのが、GLP-1薬の普及による飲酒量そのものの減少だ。GLP-1薬の使用者の一部が「お酒を飲みたい気持ちが減った」と報告していることは、本稿でも過去に取り上げている(関連記事)。食欲だけでなく、アルコールへの欲求そのものに影響する可能性が議論されている薬だけに、酒類業界の決算が注目されやすい状況になっている。

ただし、酒類の売上減少には健康志向の高まりや物価上昇、若年層の飲酒離れなど、GLP-1薬以外の要因も同時に進行している。本稿が確認した範囲では、「GLP-1薬の普及が売上減少の何%を占めるか」を直接定量化した一次資料には到達できていない。

ヤバい点は?

  • 本稿が確認したのはディアジオの決算データを引用する業界メディアの報道であり、SEC提出資料そのものへの直接到達はできていない
  • 酒類売上の減少とGLP-1薬の普及は同じ時期に起きている現象であり、この記事はその相関を示す報道を紹介するものであって、因果関係を証明するものではない
  • GLP-1薬がアルコールへの欲求に与える影響については、研究段階のものも含まれ、全ての使用者に当てはまるとは限らない

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出典

  • Diageo FY2026(2026年6月期)決算資料(本稿はこれを引用する複数の業界メディア経由で確認)
  • vinetur.com、shankennewsdaily.com、drinks-intel.com等(ドン・フリオ19.2%減・カサミゴス27.7%減、本稿でWebSearch確認)
  • dimins.com、ey.com等の業界レポート(米国スピリッツ全体15.4%減、飲酒率62%→54%、本稿でWebSearch確認)

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本記事は海外の一次情報を日本語で要約した速報です。医学的助言ではありません。執筆:ペプチ堂管理人