海外の有名人はペプチドをどう語っているか【発言まとめ】
ジョー・ローガン、ハーバーマン、ピーター・アッティア、ブライアン・ジョンソン、イーロン・マスク、オプラ、エイミー・シューマー、シャロン・オズボーン…。海外セレブが「自分の口で」語ったペプチド・GLP-1の発言だけを、出典つきでまとめました。推測や噂は一切なし。
でも「あの人も使ってるらしい」系の噂は9割が根拠なし。このページは本人発言だけ。
日本では多くのペプチドが未承認。有名人が使っていても、それは安全の証明ではない。
はじめに:このページのルール
僕(ペプチ堂管理人)がこのページで守っているルールは1つ。
- 本人が公の場で言ったことだけ書く(ポッドキャスト、インタビュー、本人のSNS)
- 「痩せたからオゼンピックだろ」みたいな推測は書かない
- 発言には出典(番組名・媒体・時期)をつける
「有名人が使ってる=効く」ではありません。有名人は専属医もいるし、失敗談を語らないことも多い。そこを差し引いて読んでほしいです。
回復系ペプチド(BPC-157など)を語った人
ジョー・ローガン(ポッドキャスター/UFC解説者)
何を言ったか 自身の番組「The Joe Rogan Experience」で、長引いていた肘の腱炎(腱の炎症)がBPC-157で2週間ほどで楽になったと繰り返し語っています。アンドリュー・シュルツとの回では、これを「ウルヴァリンみたいなやつ」と表現。ゲストのハーバーマン回(#1683)でも同じ体験を話しています。
出典 The Joe Rogan Experience #1683(Andrew Huberman回、2021年)ほか複数回。2026年7月のFDA諮問委員会をめぐるAP通信の報道でも「ローガンらが推したペプチド」として名指しされています。
管理人の読み ローガンの発言はアメリカでBPC-157が広まった最大のきっかけ。ただし本人も「自分の体験」として話していて、研究データの話はしていません。体験談は体験談。それ以上でもそれ以下でもない。
アンドリュー・ハーバーマン(スタンフォード大学 神経科学者)
何を言ったか 2024年4月公開の「Benefits & Risks of Peptide Therapeutics for Physical & Mental Health」回で、ペプチドを種類別に解説。自身については、椎間板ヘルニアによる腰痛がBPC-157の注射2回で消えたと語り、セルモレリンを週3〜5回使っていた時期があったことも明かしました(その後中止)。
同時に「BPC-157には臨床データがない。全部動物実験だ」とはっきり言っています。
出典 Huberman Lab Podcast「Benefits & Risks of Peptide Therapeutics for Physical & Mental Health」(2024年4月)。
管理人の読み ハーバーマンは「使った」と「証拠がない」を同じ口で言っている。これが一番誠実な語り方だと僕は思います。彼の回を「ハーバーマンが推してる」と切り取る投稿は多いけど、本編を聴くとむしろ慎重です。
ピーター・アッティア(医師/長寿医学)
何を言ったか 番組「The Drive」でペプチドを2回にわたって特集。AMA #83(#387)ではBPC-157について「出自がはっきりしない」「ヒトの対照試験がない」「30年近く言われているのに、1つの疾患でも厳密なデータが出ていない」と指摘。2026年8月の#403では、どのペプチドにも使える評価の枠組み(仕組み/狙う効果/安全性/代替手段)を提示しています。
出典 The Peter Attia Drive #387(AMA #83)、#403「Peptides: separating scientific promise from marketing hype」(2026年8月)。
管理人の読み アッティアはペプチド全否定ではなく「分けて考えろ」派。承認薬(GLP-1など)とグレーマーケットのペプチドを同じ箱に入れるな、という主張です。僕のこのサイトの立ち位置もほぼ同じ。
ブライアン・ジョンソン(起業家/Blueprint)
何を言ったか 本人のXで「BPC-157やセレブロリシンなど多くのペプチドを試した。今は髪と肌に外用ペプチドを使っている。正確に使えば効くが、多くのペプチドは研究が限られていて一概には言えない」と投稿(2025年4月)。また、Blueprintのペプチド美容液の成分としてGHK-Cuやサイモシンβ4由来成分などを公開しています(2025年8月)。
出典 Bryan Johnson 本人のX投稿(2025年4月、2025年8月)。
管理人の読み ジョンソンは「試した」を隠さないし、「やめた」も隠さない人。ネットには「ブライアン・ジョンソンのペプチドスタック」と称する記事が山ほどあるけど、本人が公開した範囲はかなり限定的。ファンの推測と本人発言を混ぜた記事には注意。
ロバート・F・ケネディ・ジュニア(米保健福祉長官)
何を言ったか 2026年2月、ジョー・ローガンの番組でペプチドの「大ファン」であり自分も使ってきたと発言。バイデン政権下でFDAが設けたペプチドの調剤制限を撤回する方針を示し、2026年7月にはFDA諮問委員会がBPC-157などの制限緩和を8対6で支持しました。
出典 The Joe Rogan Experience(2026年2月)、AP通信・PBS・BioPharma Diveの報道(2026年7月)。
管理人の読み 政治家が「自分も使ってる」と言ったのは異例。ただしFDA内部の科学者は「安全性・有効性を示すデータはほぼない」と反対意見を出しています。規制が緩む=効果が証明された、ではない。ここは絶対に混ぜないでほしい。
ゲイリー・ブレッカ(自称ヒューマン・バイオロジスト)
何を言ったか 本人のXで繰り返しBPC-157、TB-500、CJC-1295/イパモレリンを「回復系の入門ペプチド」として紹介。一方で「まず睡眠・栄養・ストレスの基本を直せ」とも投稿しています。
出典 Gary Brecka 本人のX投稿(2025年〜2026年、複数)。
管理人の読み ブレッカは医師ではなく、ペプチド関連ビジネスも持っている人。発言を読むときは「この人は何で稼いでいるか」をセットで見てください(詳しくは海外ペプチド情報の読み方)。
※なお、ブレッカと関係が深いUFCのダナ・ホワイトについては、本人がペプチド使用を明言した一次情報を確認できなかったので、このページには載せていません。
GLP-1(痩せ系)を語った人
イーロン・マスク(起業家)
何を言ったか 2024年12月25日、サンタ姿の写真に「Ozempic Santa」とXに投稿。リプライで「正確にはマンジャロ(チルゼパチド)」と訂正し、「オゼンピックは高用量だとげっぷとおならがひどかった。マンジャロのほうが副作用が少なく効いた」とも書いています。
出典 Elon Musk 本人のX投稿(2024年12月25日)、Forbes・Newsweekの報道。
管理人の読み 世界一有名な「自分から言った」例。本人はGLP-1を安く広く使えるようにすべきという立場。ただし彼の「副作用の比較」はあくまでn=1の個人体験です。チルゼパチドとセマグルチドの違いは別ページで整理しています。
オプラ・ウィンフリー(司会者)
何を言ったか 2023年12月、People誌に「体重のリバウンドを防ぐ道具として、必要だと感じたときに使っている」と告白。「医学的に承認された処方薬があることは救いであり、隠すものではない」「恥をかかせるのはもううんざり」とも。2024年には自身の特番で、25年間の体型いじりから解放されたと語っています。薬の種類は当初非公開で、後に自身のポッドキャストでGLP-1作動薬だと明かしました。
出典 People誌インタビュー(2023年12月)、ABC特番「Shame, Blame and the Weight Loss Revolution」(2024年3月)、The Oprah Podcast。
管理人の読み オプラの発言は「薬で痩せるのはズル」という空気を変えた分岐点。彼女が一貫して言っているのは「道具」という言葉。魔法じゃなく道具。僕もこの言い方が一番正確だと思います。
エイミー・シューマー(コメディアン)
何を言ったか 約3年前にセマグルチド(オゼンピック)を試したときは寝込むほどの吐き気で中止。2025年のInstagram動画では「マンジャロは調子がいい。正直に伝えたかった」と発言。あわせて更年期前症状でホルモン治療を始めたことも公開しています。
出典 Amy Schumer 本人のInstagram投稿(2025年)、TODAY・Fox Newsの報道。
管理人の読み 「同じGLP-1でも合う・合わないがある」を一番わかりやすく語った人。1回ダメだったからと全部を否定しないし、逆に今うまくいっているからと万人に勧めてもいない。
シャロン・オズボーン(テレビ司会者)
何を言ったか オゼンピックで約19kg(42ポンド)減ったあと「やりすぎた」「痩せすぎて維持が大変」と各メディアで発言。最初の2〜3週間は吐き気と喉の渇きがひどかったこと、1年ほどで使用をやめたこと、「体重が減り続けるのが止まらなかった。依存しやすくて危険」と警告したことを語っています。
出典 E! News、Healthline、Fox Newsなどのインタビュー(2023年〜2024年)。
管理人の読み セレブの中で一番率直な「失敗談」。彼女の発言は痩せ薬の話というより「やめどき」の話です。日本で紹介されるときは「19kg減!」の部分だけ切り取られがちなので、後半こそ読んでほしい。
まとめ:有名人の発言から僕が学んだこと
- 本人が言ったこととネットが言ってることは別物。「〇〇のペプチドスタック」系の記事は、本人発言とファン推測が混ざっていることが多い
- 使ったと言っている人ほど「証拠がない」も同時に言っている(ハーバーマン、ジョンソン)
- 失敗談を語る人は少ない。だからシューマーやオズボーンの発言は貴重
- 規制の話(RFK Jr.)と効果の話は別のレイヤー
そして日本の話。ここに出てきたペプチドのうち、日本で承認されているのはGLP-1系(セマグルチド、チルゼパチド)だけ。BPC-157、TB-500、セルモレリンは日本未承認で、何かあっても医薬品副作用被害救済制度の対象外です。このサイトは用量や入手方法を書きませんし、使用を勧めてもいません。
よくある質問
Q. ダナ・ホワイトはペプチドを使ってるって聞いたけど? A. 本人がペプチド使用を明言した一次情報を僕は確認できていません。ゲイリー・ブレッカとの関係から「使っているだろう」と書く記事は多いですが、このページの基準(本人発言)では載せられません。
Q. ハーバーマンはBPC-157を勧めてるの? A. 自分の体験は語っていますが、「臨床データはゼロで全部動物実験」とも言っています。勧めているというより「説明している」が近いです。
Q. 有名人が使ってるなら安全? A. 違います。有名人には専属医がいて、検査もしています。同じことを個人がやるのとは前提が違います。
関連ページ
出典
- The Joe Rogan Experience #1683(Andrew Huberman回)ほか
- Huberman Lab Podcast「Benefits & Risks of Peptide Therapeutics for Physical & Mental Health」(2024年4月)
- The Peter Attia Drive #387(AMA #83)、#403(2026年8月)
- Bryan Johnson 本人のX投稿(2025年4月、2025年8月)
- Gary Brecka 本人のX投稿(2025〜2026年)
- AP通信/PBS NewsHour/BioPharma Dive「FDA advisory panel on peptides」(2026年7月)
- Elon Musk 本人のX投稿(2024年12月25日)、Forbes(2024年12月26日)
- People誌 Oprah Winfrey インタビュー(2023年12月)、ABC News(2024年3月)
- TODAY/Fox News Amy Schumer 報道(2025年)
- E! News/Healthline Sharon Osbourne 報道(2023〜2024年)