News archive · NO.017
MOTS-cの最新ニュース6
MOTS-cに関する速報を、新しい順に。基本情報は図鑑ページへ。
- 「肝毒性があった」と報じられた論文を開いたら、「深刻な毒性は無い」と書かれていた米医療報道KFF Health Newsが、BPC-157使用後の入院2件を報じ、根拠の一つに『2020年の肝毒性研究』を挙げた。本稿がNCBI E-utilitiesで同論文を直接確認したところ、結論は『深刻な毒性は認められなかった』で、肝臓への言及自体が無かった。出典:KFF Health News(記者Amy Maxmen、2026年10月13日)/本稿でPubMed・NCBI E-utilities直接確認
- 罰する仕組みは、確かにあった。使われたのは8回だけだったClinicalTrials.govへの虚偽登録を正式に罰するFDAの制度「Notice of Noncompliance」が、2021年から2025年の4年間で8件しか発動されていなかった。本誌既報の偽治験8件もこのリストには含まれていない。出典:FDA公式ページ「ClinicalTrials.gov Notices of Noncompliance and Civil Money Penalty Actions」
- 普通の荷物を装った箱の中身は、痩せ薬だけじゃなかった米税関国境警備局(CBP)がシンシナティ港で2025年12月〜2026年3月、中国発の荷物300個超から個別出荷約5,000個の未承認ペプチドを摘発したと公式発表した。GLP-1系に加え、MOTS-C・TB-500・セマックスなど「研究用」ペプチドも混在していた。出典:CBP(米税関国境警備局)
- 長官が選んだ委員は、その薬を売る人たちだった米FDAの諮問委員会に2026年7月、HHS長官ロバート・ケネディJr.が新委員8人を任命した。NBC Newsの取材で、8人中6人がペプチドを販売するクリニックと金銭的関係を持つことが判明。新委員はほぼ全員が賛成票を投じ、既存委員の多くは反対に回っていた。出典:NBC News
- 世界最大の治験データベースに「模擬試験」と書かれた登録が並んでいた BPC-157・MOTS-c の「治験開始」は取り消しますClinicalTrials.gov に登録されたBPC-157・MOTS-c・TB-500・GHK-Cu・メラノタンIIの「第II相試験」を精査したところ、同一スポンサー名義の8件が同じ施設・同じ担当者・スポンサー名と一致しないメールドメインで登録され、うち1件はタイトルが「(Mock Study)」で終わっていた。ペプチ堂も一度この登録を信じて記事を書き、公開した。その訂正と、登録の見分け方を記録する。出典:ClinicalTrials.gov(米国立医学図書館)API による全件確認
- FDAの専門家会議が、BPC-157など6つのペプチドに「薬局で扱ってよい」と投票 ただしFDA自身の審査官は全部に反対していた米FDAの専門家会議が2026年7月、BPC-157・KPV・TB-500・MOTS-c・セマックス・エピタロンの6つについて、薬局が調合の材料に使えるようにすべきだと投票した。ただしFDAの審査官は7品目すべてに反対しており、投票も僅差。しかもこの投票に拘束力はない。何が決まって、何が決まっていないのかを整理する。出典:STAT / AJMC / McDermott Will & Emery(PCAC会合まとめ)