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TB-500(チモシンβ4)の最新ニュース9

TB-500(チモシンβ4)に関する速報を、新しい順に。基本情報は図鑑ページへ。

  1. 「肝毒性があった」と報じられた論文を開いたら、「深刻な毒性は無い」と書かれていた米医療報道KFF Health Newsが、BPC-157使用後の入院2件を報じ、根拠の一つに『2020年の肝毒性研究』を挙げた。本稿がNCBI E-utilitiesで同論文を直接確認したところ、結論は『深刻な毒性は認められなかった』で、肝臓への言及自体が無かった。出典:KFF Health News(記者Amy Maxmen、2026年10月13日)/本稿でPubMed・NCBI E-utilities直接確認
  2. 普通の荷物を装った箱の中身は、痩せ薬だけじゃなかった米税関国境警備局(CBP)がシンシナティ港で2025年12月〜2026年3月、中国発の荷物300個超から個別出荷約5,000個の未承認ペプチドを摘発したと公式発表した。GLP-1系に加え、MOTS-C・TB-500・セマックスなど「研究用」ペプチドも混在していた。出典:CBP(米税関国境警備局)
  3. 1本の記事が、1週間で7媒体に化けていた。その根拠の数字は今も争われている米ニューヨーカー誌のペプチド特集が同じ論調で7媒体以上に広がった。記事が使った「29%が汚染」という数字について、業界側から異議が出ている。出典:The New Yorker(USC Leonard Davis School of Gerontology要約経由)
  4. 565件調べて出た結論。「宣伝が、科学より先に進んでいる」UCLAの整形外科医らがBPC-157等6種の未承認ペプチドについて565件の研究を精査した査読論文を発表。67%が動物実験のみで、ヒトでの効果は裏付けられていないと結論づけた。出典:Am J Sports Med.(UCLA David Geffen School of Medicine)
  5. 長官が選んだ委員は、その薬を売る人たちだった米FDAの諮問委員会に2026年7月、HHS長官ロバート・ケネディJr.が新委員8人を任命した。NBC Newsの取材で、8人中6人がペプチドを販売するクリニックと金銭的関係を持つことが判明。新委員はほぼ全員が賛成票を投じ、既存委員の多くは反対に回っていた。出典:NBC News
  6. FDAがまだ動く前に、州が「処方するな」と言い渡していたアラバマ州の医師免許委員会が2026年5月、未承認の「研究用ペプチド」の処方・調剤を医師・PAなどに禁止する公式通知を発出。コネチカット州司法長官も業者を提訴し広告禁止に動いた。法律事務所の解説では、少なくとも6州が連邦を待たず独自規制に踏み出している。出典:Alabama Board of Medical Examiners / Stevens & Lee Health Law Observer
  7. 『信じられないほどの害の跡』。判事はそう言って、6年の実刑を科した未承認ペプチドの販売業者が懲役70ヶ月(約6年)の実刑判決を受けた。テストステロンで汚染された製品で重篤な有害事象が発生し、偽造した検査証明書で「高純度・米国製」と偽っていた。取り締まりが警告状から実刑・起訴の段階に進んでいる。出典:Partnership for Safe Medicines
  8. 世界最大の治験データベースに「模擬試験」と書かれた登録が並んでいた BPC-157・MOTS-c の「治験開始」は取り消しますClinicalTrials.gov に登録されたBPC-157・MOTS-c・TB-500・GHK-Cu・メラノタンIIの「第II相試験」を精査したところ、同一スポンサー名義の8件が同じ施設・同じ担当者・スポンサー名と一致しないメールドメインで登録され、うち1件はタイトルが「(Mock Study)」で終わっていた。ペプチ堂も一度この登録を信じて記事を書き、公開した。その訂正と、登録の見分け方を記録する。出典:ClinicalTrials.gov(米国立医学図書館)API による全件確認
  9. FDAの専門家会議が、BPC-157など6つのペプチドに「薬局で扱ってよい」と投票 ただしFDA自身の審査官は全部に反対していた米FDAの専門家会議が2026年7月、BPC-157・KPV・TB-500・MOTS-c・セマックス・エピタロンの6つについて、薬局が調合の材料に使えるようにすべきだと投票した。ただしFDAの審査官は7品目すべてに反対しており、投票も僅差。しかもこの投票に拘束力はない。何が決まって、何が決まっていないのかを整理する。出典:STAT / AJMC / McDermott Will & Emery(PCAC会合まとめ)