日本初のペプチド専門メディア

マンジャロの"次"から、
脳・ホルモン・細胞まで。

海外で話題のペプチドを、論文と規制当局の一次情報にもとづいて日本語で図鑑化。何が分かっていて、何がまだ分かっていないか。承認済みから未承認まで、線を引いて書きます。

ペプチド図鑑

レタトルチド
No.001 痩せ系(GLP-1 系)

レタトルチド

マンジャロの"次"と呼ばれる、受容体を3つ同時に叩くトリプル作動薬

GHK-Cu(銅ペプチド)
No.002 美容・若返り系

GHK-Cu(銅ペプチド)

加齢とともに減る"若返りの銅ペプチド"。化粧品と注射ではまったく別の話

BPC-157
No.003 回復・筋肉系

BPC-157

海外のジム界隈で最も語られる回復系ペプチド。熱狂と、ヒトでのデータの空白

グルタチオン
No.004 美容・若返り系

グルタチオン

「白玉点滴」の正体。承認薬だが、美白は承認された用途ではない

TB-500(チモシンβ4)
No.005 回復・筋肉系

TB-500(チモシンβ4)

競走馬に使われた回復系ペプチド。WADA の禁止物質

キスペプチン
No.006 ホルモン系

キスペプチン

性ホルモン分泌の"号令"を出す司令塔ペプチド

セマックス
No.007 脳・ノートロピック系

セマックス

ロシアだけで承認された脳ペプチド。西側に検証データがない

セランク
No.008 脳・ノートロピック系

セランク

ベンゾ並みの抗不安、依存なし——と語られるロシア発ペプチド

ピネアロン
No.009 脳・ノートロピック系

ピネアロン

「DNAに直接効く」と語られる3アミノ酸。ヒト試験はほぼ空白

PT-141(ブレメラノチド)
No.010 ホルモン系

PT-141(ブレメラノチド)

FDAが承認した数少ないペプチド。ただし適応はEDではない

DSIP(デルタ睡眠誘発ペプチド)
No.011 脳・ノートロピック系

DSIP(デルタ睡眠誘発ペプチド)

眠るウサギの血から見つかった9アミノ酸。50年間、承認ゼロ

チルゼパチド(マンジャロ/ゼップバウンド)
No.012 承認薬

チルゼパチド(マンジャロ/ゼップバウンド)

GIPとGLP-1を同時に叩く、現時点で最も減量効果が大きい承認薬

セマグルチド(オゼンピック/ウゴービ/リベルサス)
No.013 承認薬

セマグルチド(オゼンピック/ウゴービ/リベルサス)

GLP-1ブームの本流。注射も飲み薬も揃った基準薬

オルフォルグリプロン
No.014 痩せ系(GLP-1 系)

オルフォルグリプロン

ペプチドではない。食事制限なしで飲める初の低分子GLP-1薬

次世代GLP-1系薬の一覧
No.015 痩せ系(GLP-1 系)

次世代GLP-1系薬の一覧

月1回注射、アミリン併用、肝臓狙い。GLP-1の「次」を4本まとめて読む

テサモレリン(Egrifta)
No.016 承認薬

テサモレリン(Egrifta)

内臓脂肪を狙う唯一の承認GHRHアナログ。ただし適応はHIV患者のみ

MOTS-c
No.017 ミトコンドリア・長寿系

MOTS-c

運動の代わりになると期待されたミトコンドリア由来ペプチド

SS-31(エラミプレチド)
No.018 ミトコンドリア・長寿系

SS-31(エラミプレチド)

長寿系ペプチドで唯一、FDAの承認まで辿り着いた分子

エピタロン
No.019 ミトコンドリア・長寿系

エピタロン

テロメラーゼを起こすと言われる、旧ソ連発の4アミノ酸

イパモレリン/CJC-1295
No.020 ホルモン系

イパモレリン/CJC-1295

成長ホルモンを自前で出させる、二本立ての組み合わせ

メラノタンII
No.021 美容・若返り系

メラノタンII

日焼け不要と謳われた裏で、ほくろの症例報告が積み上がった

AOD-9604
No.022 痩せ系(GLP-1 系)

AOD-9604

成長ホルモンの「脂肪分解だけ」を取り出そうとして、ヒトで再現しなかった

チモシンα1
No.023 承認薬

チモシンα1

35か国以上で承認済み。ただし米国とEUは、いまだに承認していない

LL-37
No.024 回復・筋肉系

LL-37

ヒトが唯一持つカテリシジン。抗菌の主役であり、乾癬と酒さの容疑者でもある

KPV
No.025 回復・筋肉系

KPV

3アミノ酸だけの抗炎症ペプチド。動物では明確、ヒトでは白紙

VIP(血管作動性腸管ペプチド)
No.026 回復・筋肉系

VIP(血管作動性腸管ペプチド)

本物のホルモン。作用が強すぎて、薬にするのが難しかった

AHK-Cu(銅ペプチド)
No.027 美容・若返り系

AHK-Cu(銅ペプチド)

GHK-Cu と一文字違いの弟分。育毛の根拠は2007年の培養研究がほぼ一本

セルモレリン(Geref)
No.028 ホルモン系

セルモレリン(Geref)

一度は FDA 承認された成長ホルモン系ペプチド。2008年に市場から消えた

オキシトシン
No.029 承認薬

オキシトシン

分娩の現場では必須の承認薬。「愛情ホルモン」の話とは別の薬である

ヒューマニン(Humanin)
No.030 ミトコンドリア・長寿系

ヒューマニン(Humanin)

ミトコンドリアDNAから見つかった24アミノ酸。ヒト臨床試験はまだゼロ

フォリスタチン344(FS344)
No.031 回復・筋肉系

フォリスタチン344(FS344)

ペプチドではなく遺伝子治療の材料。バイアルで売られている時点で話が違う

カグリリンチド(カグリセマ)
No.032 痩せ系(GLP-1 系)

カグリリンチド(カグリセマ)

GLP-1じゃない痩せホルモン「アミリン」の一番手

基礎・法規制ガイド

FDA承認ペプチド医薬品 一覧【2026年版】

FDA承認ペプチド医薬品 一覧【2026年版】

FDAが承認したペプチド医薬品を領域別(糖尿病・肥満、がん、骨粗鬆症、HIV、感染症、ミトコンドリア疾患など)に一覧化。一般名・商品名・承認年・適応・日本の承認状況を表でまとめ、「ペプチド=怪しい」という誤解がなぜ間違いなのかを整理します。

オゼンピックフェイスの正体と、海外で注目される"戻す"以外の選択肢

オゼンピックフェイスの正体と、海外で注目される"戻す"以外の選択肢

レタトルチドやマンジャロなどGLP-1系で急激に痩せると起きる「オゼンピックフェイス」。頬がこけ皮膚がたるむ仕組み、ハリウッドで急増するフィラー・スカルプトラ・脂肪注入、そして整形ではなく皮膚そのものを活性化させるアプローチとして海外で注目されるGHK-Cuまで、一次情報で整理。

治験中のペプチド一覧【2026年】

治験中のペプチド一覧【2026年】

2026年8月時点で臨床試験中の主なペプチド医薬品候補(レタトルチド、MariTide、アミクレチン、CagriSema、サボデュチド、エロラリンチドなど)を開発段階・開発企業付きで一覧化。非ペプチドのオルフォルグリプロンや承認済エラミプレチドとの線引きも整理します。

医薬品の個人輸入 — 合法・違法の線引きと本当のリスク

医薬品の個人輸入 — 合法・違法の線引きと本当のリスク

「個人輸入なら合法」は半分だけ正解。自己使用の範囲、転売・譲渡の違法性、救済制度の対象外、厚労省の注意喚起まで、ペプチドに関わる法令を整理。

「Research Use Only(研究用)」ラベルの本当の意味

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海外通販のペプチドに書かれた「研究用途限定」は安全マークではなく免責マーク。医薬品の品質基準の外側にいるという意味を解説。

チルゼパチド vs セマグルチド 徹底比較【2026年版】

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マンジャロ/ゼップバウンドのチルゼパチドと、オゼンピック/ウゴービ/リベルサスのセマグルチド。何が違うのか。直接比較試験SURMOUNT-5の20.2%対13.7%、心血管データの差、日本での適応と剤形の違いを、一次情報だけで表にして整理します。

WADA禁止リストのペプチド一覧(競技者向け)

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2026年WADA禁止表でペプチドがどこに分類されるかを競技者向けに整理。S2(ペプチドホルモン・成長因子)とS0(未承認物質)の違い、EPO・hCG・GH・GHRP・イパモレリン・CJC-1295・BPC-157・TB-500などの扱いと、検査・TUEの考え方を解説します。

ペプチドとは何か — 30秒で分かる基礎

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マンジャロも白玉点滴も話題の美容液も、ぜんぶ「ペプチド」。アミノ酸が数個つながった"細胞への命令文"とは何かを、基礎から解説。

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